高橋です。
私が子供の頃住んでいた近くに新神戸駅がありました。新神戸駅は神戸の山並みのすぐ近くにあります。新神戸駅の裏山に通称「布引の山」という山がありまして、子供の頃よく登ったものでした。先日実家に帰った折、新幹線で帰ってくる家族を私がむかえに行くことになりましたので、ちょっと早く行って登ってみることにしました。
登りながらいつ以来なのか思い出してみましたが、大人と呼べるような年齢になってからは登ってはいないはず。小学生時分亡き祖父が神戸に来た時よく一緒に登った事が思いだされました。道の記憶が残っていて、このあたりで「おじいちゃん、早く―」って振り返って呼んだなー…。
…ずいぶんと酷なことを祖父に言ったものである。汗はだらだら、息はあがったまま、こんなにきつかったっけ?元気に抜いていく子供を目で追いながらあの時の祖父が今の自分よりも体力がまさっていてほしいと切に願うばかりでありました。