创作者☆日记

京阿尼员工日志
THE☆笨蛋日常一代

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丽兹☆青鸟

木上益治2018年04月13日译者: 捡枝自便

三好的近况报告。

今天被闪闪发光的新人炫了一脸,真是让人羡慕,不得不低头啊。

现在的工作基本上都是在描绘游泳的人。

而游泳场景真的是费体力,完成一个镜头都要死要活的,但是我快乐。

加油哦!

然后,接下来可以说是通知,也可以说是个人感想——请接受我的电影宣传吧!

终于在下周,4月21日,《利兹和青鸟》就上映啦!

三好已经先一步看了首映啦!

电影由旁观者的视角绘制而成,如同导演本人在某处讲述一般,真是一部充满魅力的作品!

从电影开篇到中盘,场面被无法形容的紧张感支配,结局的时候看到希美和霙的小小的成长,紧绷着的心弦一下子缓缓舒张开来。

被感动了……

观赏过程中让人有种怀疑这是实拍的身临其境之感,而这种感觉又跟日本电影的感觉不一样。

如同实拍般真实的编剧……

明明是虚构的,登场人物的呼吸又仿佛就在眼前。

有个不得不提的,那就是山田导演的语言。

由旁观者的视角叙述的电影。

电影制作者大概不满足于旁观者的身份,在剧情的抑扬和绘制触及心底的场景方面费了很大力气。

所以说制作者交织主观和客观,将跳跃感表现出来,尽可能地増加电影的魅力。

三好也参加了演出的工作,这段时间真是十分辛苦地工作……(工作到视线模糊可怕极了……)

话说回来这部电影没有日本电影的那种感觉?

……至少我这么觉得……

简直就像假扮旁观者,从某个角落静静地注视着两位主人公的电影……

时间在观看者面前静悄悄地流过。

对于戏剧来说过于平淡的日常推移着。

不安转变成紧张感慢慢在胸中骚动起来。

而这种不安的真面目不用多久就会慢慢浮现。

山田导演的旁观者,比起电影来说与戏剧鉴赏的旁观者更为接近,这部电影的主角和观众的距离是非常接近的。

这种极近的距离感将比实拍还生动的紧张感拍摄出来。

廊下走路的脚步声振动着皮肤,气息摇晃着空气。

希美和霙所在的空间里,仅凭身体就能感觉到两个人共处这件事。

在这个舞台上,我真实地体会着十多岁的女孩无防备地暴露出的脆弱的感性……

那真是让人看着心疼……

但是令人惊叹的则是人性的善良。

三好对电影这种表现形式的包容力又有了新的认识。

这是一部歌颂与日常相伴的幸福的电影。

这也是一部将视线投向幕间平和短暂的时光,而不是剧情本身的电影。

……

担当人物设计的总作画导演西屋太志的工作真的就像魔法师一样,赋予了希美和霙生命,牛尾宪辅的乐曲也如同带着奇迹般的色彩令观众的心得到洗涤。

不管是奏响!悠风号的粉丝还是关心山田导演的人,希望你们观看这部电影。

在电影院与希美以及霙共同体验着吹过北宇治校舍的风,岂不美哉。

老爷们还请赏光。

译者: 捡枝自便
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リズ☆青い鳥

三好2018年04月13日

三好の近況報告。
キラキラの新人たちが眩しくて、羨ましくて、なんとなく伏し目がちな今日この頃。
仕事はもっぱら、泳いでいる人ばかりを描く日々です。
水泳シーンはカロリーが高いのでワンカット上げるのに四苦八苦しておりますが、楽しいです。
ガンバロー!

さて、ここでお知らせというか、個人的感想というか、映画の宣伝をひとつさせて頂きます!
いよいよ来週、4月21日公開の「リズと青い鳥」!
三好は一足早く初号で観てきました!

監督本人がどこかで語っていた通り、傍観者の視点で描かれたこの物語は、実に魅力の溢れる映画に仕上がっています!
序盤から中盤にかけては、何とも言えない緊張感が場面を支配し、見終えた時には希美とみぞれのささやかな成長に、心底ほっとして強張っていた緊張が緩やかに解けていきました。
感動しました…
しかし、それにしても不思議な映画でした。

観賞中に実写かと錯覚するような臨場感を体感したのですが、邦画のそれとはなにか違う。
実写のようなリアルな作劇… と云うものでは決してないのに、登場人物たちの息遣いを間近に感じる…

ひとつ思い当たるのは、やはり山田監督の言葉。
傍観者の視点による映画。

映画を撮る者はおおよそ観る者を飽きせないように展開に抑揚を付け、心が奪われるような瞬間を絵にしようと腐心する。
つまり主観、客観を織り交ぜて躍動感を演出し、映像としての魅力を少しでも付加しようとする。
三好も演出をすることがあるので、この辺りはとても苦労しています…(視線を逸らされるのがとても怖いので…)

ところがこの映画にはそれがない? …ように感じる…
まさに傍観者を決め込んで、物陰から二人の主人公を静かに覗き見ているだけのような映画…
淡々とした時の流れが観客の前をひっそりと過ぎてゆく。
ドラマというにはあまりにもありふれた日常が推移する。
それなのに不安が緊張感を孕んで徐々に胸が騒ぎだす。
その不安の正体はしばらくするとぼんやりと見えてくる。

監督の云う傍観者とは、映画というよりは演劇鑑賞のそれに近く、この映画は役者と観客の距離が限りなく近い。
そのあまりに近い距離感が実写よりも生々しい緊張感を映像に定着させている。

廊下を歩く靴音が肌に響き、息遣いで空気がゆれる。
希美とみぞれが居る空間で、二人と同じ時を共有している事が肌身で分かる。
その舞台で、私は十代の頃の無防備に晒された脆弱な感性をリアルに追体験する。
それはとても苦くて痛い…

ただ、驚いたことに、それが心地よい。
三好は映画という表現の懐の深さを改めて知ったのだ。

これは日常のうつろいに寄り添うことの幸せを謳った映画だ。
劇的瞬間ではない、その幕間に隠れた密やかな儚さに視線を向けた映画なのだ…

キャラクターデザイン及び総作画監督の西屋太志氏の仕事は、まさに本物の魔術師の如く希美とみぞれに命を吹き込み、牛尾憲輔氏の楽曲は奇跡のような色彩を伴って観る者の心を優しくつつむ。

響け!ユーフォニアムのファンは勿論、山田尚子監督が気になる人には何としても観てほしい。
映画館という舞台で北宇治の校舎に吹く風を、希美やみぞれと共に体験してほしい。
是非是非。

木上益治

我是三好一郎。重新自我介绍一下。我的工作主要是作画(原画)和演出。我最大的兴趣大概是动画,长期从事这项工作、至今还没厌烦。虽然很难掌握作画的诀窍,但我觉得这是一份很有价值的工作。今后我也会努力的,和这个笨蛋日常一起多多关照。