创作者☆日记

这是平成最后的夏天了。昭和、平成，现在想来都已经像是遥远的过去了。在持续了半个世纪的农村生活里，也有些夏天的老传统始终不曾改变。

漫无目的地做着打扫房子周围之类的活计的时候，家里的汽车缓缓地开了过来。爸爸落下车窗问我：“这附近能抓到鲎（hou，四声）的吧？”。其实小时候我也很热衷于抓各种虫子，在这方面还挺熟悉的。“要从这再往南一点，能分辨出栎树吗？晩上去的话更好抓哦”，一边看着地图一边教给父亲许多这方面的技巧。

过了几天突然想起来，家里父亲有没有认真去抓鲎呢？想起家里没多久，第二天就收到来自家里的分量令人惊讶的礼物。反而令我觉得“说不定是我这边赚了啊”，但不知怎地觉得是愉快的回忆。

啊啊，再见啦，昭和+平成最后的夏天。

平成最後の夏ですね。昭和、平成、思えば遠くへ来たものです。田舎暮らしを長く続けてもう半世紀は過ぎました。それでも変わらない夏の出来事が一つ。

家の周辺を掃除も含めてぶらぶらしていると、家族連れの自動車がスピードを落として近づいてきます。窓が開いてお父さんが「このあたりでカブトムシは採れませんかね？」というやり取りがはじまりました。正直、私も小さいころから虫採りは好きなので結構詳しいほうなのです。お父さんに「ここよりもっと南の方かな？クヌギの木を見分けられますか？夜の方が良いですよ」とか地図を見ながら色々教えてあげるわけです。

日が過ぎてふとあの家族はちゃんとムシは採れたかな？と思うわけですが、私の家を覚えて下さって後日、びっくりするようなお礼をもらった事があります。私の方が得では？と思うのですが不思議と何となく良い思い出です。

ああ、さようなら昭和+平成の夏。