石原です。
ロベール・ドアノーの写真展を見てきました。
写真に詳しくない人でも
パリの雑踏で男女がキスしているモノクロの作品などは
見たことがあるのではないかと思います。
有名なフォトグラファーです。
モノクロ写真はその「白」と「黒」のコントラストがカッコよくて
たまに撮ってみたくなります。
今ならデジカメで普通にカラーで撮って
モノクロにするというのが一番手っ取り早いと思えますが
僕は潔く「モノクロモード」で撮りますよ。
ではそれで出来上がるかというと
そんなに簡単なものではないですね。
モノクロとして“狙って”撮らないとちゃんとした絵にはならないし
僕はどうしても“カラー”で視覚情報を読んでしまうらしく
なかなかモノクロで絵が作れないですね。難しいです。
物心ついた頃にはテレビも写真もカラーでしたので
モノクロの目に慣れていないのだと思います。
…というのは言い訳です。
僕と同じ世代の写真家さんで
モノクロ写真ばかり撮る方もたくさんいらっしゃいますからね。
モノクロは美しいのです。
いつか「モノクロ」のアニメを作ってみたいなと思ったりもするのですが
それはそれで色指定とか美術が難しそうです。
ところで、ここをご覧になっている方の中には
「物心ついた頃にはデジカメ」という人もいるんでしょうね。
うひゃぁ。
20世紀も遠くなっていきます。
フィルムカメラも面白いですよ。